こんにちは、タビンヌです。
今回は、山梨県石和温泉にあるホテル八田の本館と東館の違いを調べてみました。
どちらも美肌の湯や甲州の美味しい料理が楽しめますが、利便性や静けさ、料金に大きな違いがあります。
結論から言うと、こんな方におすすめです。
- 館内施設を頻繁に利用したい方
- 移動を最小限にしたい方(高齢者・小さなお子様連れ)
- バリアフリー対応が必要な方
- 短期滞在で効率的にホテルを楽しみたい方
- 静かな環境でゆっくり過ごしたい方
- 予算を重視する方(本館より約2000円安い)
- 大人数での宿泊を予定している方
- 一人旅や女性旅行、長期滞在の方
それでは、具体的な違いを詳しく見ていきましょう。
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基本情報の比較
まずは、ホテル八田の本館と東館の基本的な違いを表で比較してみます。
項目 | 本館 | 東館 |
---|---|---|
建物構造 | 7階建て | 4階建て(別棟) |
部屋数 | 約30室 | 約22室 |
客室タイプ | 和室・和洋室など多様 | 和室中心・大人数対応あり |
階層構成 | 1F:玄関・フロント・ロビー 2F:食事処 3-6F:客室 7F:展望ワイン風呂 | 1-4F:すべて客室 |
主要施設へのアクセス | 同一建物内 | 渡り廊下経由(約60歩) |
エレベーター | あり | 本館まで移動が必要 |
駐車場 | 50台(無料・共通) | 50台(無料・共通) |
料金目安 | 東館より約2000円高 | 28,600円〜44,000円(2名1室) |
雰囲気 | 活気がある・人の往来多い | 静か・落ち着いている |
おすすめ客層 | 利便性重視・バリアフリー必要・短期滞在 | 静寂重視・大人数・長期滞在 |

この比較表を見ると、本館と東館の違いがとてもよく分かりますね。
特に注目したいのは、本館が7階建てで展望ワイン風呂まで同じ建物内にあるのに対し、東館は4階建てで客室のみという点です。
館内マップを確認

ホテル八田は3つの建物で構成されています。
本館が中心となる7階建ての建物で、フロント・ロビー・レストラン・大浴場・展望ワイン風呂などの主要施設がすべて入っています。
西館は本館に隣接しており、東館は西館と1階の屋根付き渡り廊下(約60歩)で繋がっています。
東館から本館の施設を利用する際は、この渡り廊下を通って移動する必要があります。雨の日でも濡れる心配はありませんが、やはり移動が必要になります。
5つの重要な違いを詳しく解説
ここが一番大切な部分です。この5つの違いを理解すれば、予約後に『あっちにすれば良かった…』と後悔することはありません。
館内施設へのアクセス性の違い
本館は、フロント・ロビー・レストラン・大浴場・展望ワイン風呂など、ホテルの主要施設がすべて同じ建物内にあります。
そのため、何度も温泉に入りたい方や、食事の後にすぐ部屋に戻りたい方には非常に便利です。エレベーターも完備されているため、重い荷物を持っての移動も楽々です。
東館は別棟のため、これらの施設を利用する際は渡り廊下を通って本館まで移動する必要があります。
距離はそれほど長くありませんが、高齢の方や足が不自由な方には少し負担になる可能性があります。また、エレベーターを利用する場合も、本館まで移動してからとなります。
静けさと環境の違い
本館の場合
チェックイン・チェックアウト時や食事時など、他の宿泊客の行き来が多く、ホテルらしい活気のある雰囲気です。小さなお子様連れの家族旅行でも気を遣わずに過ごせます。ただし、静寂を求める方には少し賑やかに感じられるかもしれません。
東館の場合
本館から離れた別棟のため、宿泊者以外の通行がほとんどなく、特に夜間は静寂に包まれます。音に敏感な方や、ゆっくり休みたい方には理想的な環境です。一人旅や女性同士の旅行、長期滞在の方にも人気があります。
料金設定の違い
本館の場合
施設へのアクセス性や利便性の高さから、料金は東館よりやや高めに設定されています。
利便性を重視する方や、短期滞在で効率的にホテルを楽しみたい方には、この料金差は十分に価値があると言えるでしょう。
東館の場合
本館よりリーズナブルな料金設定で、一人あたり約2000円前後の差があります。
予算重視の方や学生グループ、友人旅行にもおすすめです。浮いた費用を食事のグレードアップやお土産代に回すこともできます。
客室タイプの違い
▼本館:和室10畳+広縁▼

本館は、和室・和洋室など多様な客室タイプがあり、選択肢が豊富です。
和洋室はベッドと和室の良さを両立しており、海外からのお客様やベッド派の方にもおすすめです。
12畳+4.5畳の広めの和室もあり、ゆったりと過ごせます。
▼東館:和室10畳+広縁▼

東館は和室中心の構成で、大人数対応の部屋(6畳+6畳+8畳など)も用意されています。三世代旅行やグループ旅行、長期滞在の方に最適です。昭和レトロな雰囲気を楽しめる部屋もあり、懐かしさを感じられます。
バリアフリー対応の違い
本館の場合
エレベーターやバリアフリー設備が整っており、車椅子の方や足元が不安な方にも安心してご利用いただけます。館内の移動も最小限で済むため、身体的な負担を軽減できます。
東館の場合
本館まで移動が必要なため、バリアフリー対応が必要な方は本館がよりおすすめです。ただし、渡り廊下は平坦で段差がないため、歩行に問題がない方であれば特に支障はありません。
共通の特徴について
どちらの館を選んでも、ホテル八田ならではの魅力を存分に楽しめます。
美肌の湯と展望ワイン風呂

石和温泉ならではの美肌効果が期待できる温泉は、単純温泉・弱アルカリ単純泉・緩和低張性泉の泉質で、関節痛・神経痛・慢性消化器病に効能があります。特に本館7階にある展望ワイン風呂では、葡萄の香りと色を楽しめる特別な温泉体験ができます。
ワインエキス入りのお湯は、山梨県ならではのユニークな温泉として人気で、男性は21時〜24時、女性は15時〜24時の利用時間となっています。
また、貸切ワイン風呂(45分3300円税込・要予約)も利用できるため、プライベートな時間を過ごしたい方にもおすすめです。
甲州食材を活かした美味しい料理

地元の旬の食材を使った会席料理が評判で、山梨の味覚を存分に味わえます。花宴御膳プランでは、ほうとう・鴨・豚しゃぶの中からお好みに合わせて鍋物を選べるなど、選択肢も豊富です。
食事場所は朝食がレストラン・食事処、夕食が広間・食事処となっており、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。
地域の郷土料理も提供されており、山梨の食文化を体験できるのも魅力の一つです。
全室源泉掛け流しの客室風呂
どちらの館も、部屋のお風呂は100%源泉掛け流しです。
大浴場だけでなく、プライベートな空間でも温泉を楽しめるのは大きな魅力です。24時間いつでも温泉に入れるため、夜中や早朝にゆっくりと温泉を楽しみたい方にも最適です。
広い庭園と落ち着いた雰囲気
館内には広い庭園や池があり、自然に囲まれた落ち着いた空間でゆったりと過ごせます。
都市部の喧騒を忘れて、心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。庭園を眺めながらの散策も、温泉旅行の楽しみの一つです。
充実したアメニティとサービス
全室Wi-Fi完備、浴衣・湯足袋・バスタオル・歯ブラシ・ドライヤー・石鹸・ウォシュレット付きなど、快適な宿泊に必要なアメニティが揃っています。
また、石和温泉駅からの無料送迎サービス(事前予約制)もあり、アクセスも便利です。
電気自動車の充電スタンドも設置されており、環境に配慮した取り組みも行っています。レンタサイクルの提供もあるため、周辺観光にも便利です。
実際に宿泊した人の口コミと評判
実際の宿泊体験から、それぞれの特徴がよく分かる口コミをご紹介します。
本館の口コミ
大浴場や食事処への移動が楽で、何度も温泉に入れました。高齢の母も安心して過ごせました(60代女性)
エレベーターがあるので荷物の移動も楽でした。館内の移動が最小限で済むのが良かったです(50代男性)
展望ワイン風呂が最高でした。葡萄の香りがして、とてもリラックスできました(40代女性)
人の行き来が多く、少し賑やかでした。静かに過ごしたい方には向かないかもしれません(40代女性)

本館は確かに人の往来が多いですが、それだけ活気があるということでもあります。家族連れや友人同士の旅行では、むしろこの雰囲気が楽しいと感じる方も多いようです。
どうしても静かに過ごしたい場合は、東館を選ぶか、本館でも上層階の部屋をリクエストすると良いかもしれませんね。
東館の口コミ
とても静かで、夜はぐっすり眠れました。一人旅にはぴったりの環境でした(30代女性)
本館より安く泊まれて、大人数でも広い部屋を利用できました。コスパが良いです(20代男性)
昭和レトロな雰囲気が懐かしくて良かったです。のんびりとした時間を過ごせました(50代男性)

全体的に、どちらの館も温泉や料理、スタッフの対応については高評価が多く、選択する館によって宿泊体験の特色が変わることが分かります。
重要なのは、自分の旅行スタイルや優先したいポイントに合わせて選ぶことですね。
アクセス情報
ホテル八田へのアクセス方法をご案内します。
項目 | 詳細 |
---|---|
郵便番号 | 〒406-0024 |
住所 | 山梨県笛吹市石和町川中島1607 |
電話番号 | 055-262-3101 |
電車でのアクセス | 石和温泉駅より徒歩約20分、タクシー約5分 |
車でのアクセス | 中央道一宮御坂ICより約8分 |
駐車場 | 50台(無料・予約不要) |
送迎サービス | 石和温泉駅より無料送迎あり(事前予約制) |
送迎サービスは、お迎えが石和温泉駅北口発15:00、16:00、17:00、お送りが当館発8:30、9:20、10:00となっています。
新宿から特急で約90分という好立地も魅力の一つです。
まとめ:ホテル八田の本館と東館の違い
ホテル八田の本館と東館は、それぞれ異なる魅力を持つ宿泊施設です。
本館は館内施設へのアクセス性とバリアフリー対応に優れ、利便性を重視する方や高齢者、小さなお子様連れの家族におすすめです。
料金は東館より高めですが、その分の価値は十分にあると感じられるでしょう。特に、何度も温泉に入りたい方や、移動を最小限にしたい方には本館が最適です。
東館は静かな環境とリーズナブルな料金が魅力で、ゆっくり過ごしたい方や予算を重視する方、大人数での宿泊に最適です。
本館への移動は必要ですが、それを上回る静寂と落ち着いた雰囲気を楽しめます。一人旅や女性同士の旅行、長期滞在を予定している方には特におすすめです。
どちらを選んでも、石和温泉ならではの美肌の湯、ワインエキス入り展望風呂、甲州の美味しい料理、そして心地よい空間を存分に楽しめます。
全室源泉掛け流しの客室風呂や充実したアメニティ、無料の駐車場や送迎サービスなど、快適な宿泊に必要な要素はすべて揃っています。
あなたの旅行スタイルや目的、同行者の状況を考慮して選ぶことで、より満足度の高い温泉旅行になるでしょう。
忙しい日常から離れて、ホテル八田で特別な時間を過ごしてみませんか。
美しい庭園を眺めながらの温泉、地元の美味しい料理、そして心からのおもてなしが、きっと心身ともにリフレッシュできる素敵な旅の思い出を作ってくれるはずです。
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