こんにちは、タビンヌです。
伊勢志摩サミット開催地として世界的に注目を集めた志摩観光ホテルには、「ザ・クラシック」と「ザ・ベイスイート」という2つの宿泊棟があります。
どちらも素晴らしいホテルですが、その特徴や価格帯には大きな違いがあるんです。
結論から言うと、最も大きな違いは以下の3点です。
・客室の広さ:クラシックはコンパクト、ベイスイートは約100㎡以上の全室スイート
・温浴施設:クラシックは大浴場なし、ベイスイートは専用大浴場・サウナ完備
・価格帯:クラシックの方がリーズナブル、ベイスイートは高級価格帯
それぞれこんな方におすすめです。
・ザ・クラシック:歴史ある格式を感じたい方、コスパ重視の方、家族旅行の方
・ザ・ベイスイート:記念日利用の方、贅沢な空間を求める方、温浴施設重視の方
では、詳しくみていきましょう。
╲サミット開催地で感じる、日本の誇り/
╲全室スイート、上質な空間/
基本情報の比較
まずは両館の基本的な違いを表で確認してみましょう。
項目 | ザ・クラシック | ザ・ベイスイート |
---|---|---|
開業年 | 1969年(リニューアル済) | 2008年 |
総部屋数 | 112室 | 50室 |
駐車場 | 屋外無料66台 | 屋外無料49台 |
チェックイン/アウト | 14:00/11:00 | 15:00/12:00 |
大浴場 | なし | 宿泊者専用あり |
客室タイプ | ツイン~スイート | 全室スイート |
ホテルの位置関係

志摩観光ホテルは約25,000坪の広大な敷地に建つリゾートホテルです。
英虞湾を一望できる絶好のロケーションに、ザ・クラシックとザ・ベイスイートが隣接して建っています。
ザ・クラシックは敷地の中央部に位置し、重厚感のある外観が特徴的です。
一方、ザ・ベイスイートは湾側に建つモダンな建物で、より海に近い立地となっています。
両館とも英虞湾の絶景を楽しめますが、ベイスイートの方がより海に近く、客室からの眺望も優れています。
館内移動には専用の送迎車が運行しており、高齢の方や荷物の多い方でも安心して移動できます。
2つの宿泊棟の違いを詳しく解説
客室の広さと設備の違い
▼ザ・クラシック:コンフォートツイン▼

最も大きな違いは客室の広さです。
ザ・クラシックは一般的なホテル客室サイズですが、ザ・ベイスイートは全室約100㎡以上のスイートルームとなっています。
ザ・クラシックの客室は木の温もりを感じるクラシカルなインテリアで、シモンズ製ベッドを採用。バスルームは基本的にユニットバスですが、一部のスイートルームにはビューバスも設置されています。
▼ザ・ベイスイーツ:コーナースイート▼

一方、ザ・ベイスイートは全室にビューバスが標準装備されており、英虞湾の絶景を眺めながらの入浴が楽しめます。
真珠があしらわれた豪華なインテリアで、まさに非日常の空間が広がります。
温浴施設の有無
温浴施設の違いも重要なポイントです。
ザ・クラシックには大浴場がありませんが、ザ・ベイスイートには宿泊者専用の大浴場とサウナが完備されています。
旅行でのリラックスを重視される方、特に温浴施設でゆっくりしたい方には、この違いは大きな決め手となるでしょう。
価格帯の違い
価格帯については、ザ・クラシックの方が比較的リーズナブルな設定となっています。
一般的にザ・クラシックは高級ホテルの中では手が届きやすい価格帯で、ザ・ベイスイートは全室スイート仕様のため、より高級な価格設定となっています。
ザ・ベイスイートはザ・クラシックの約2~3倍の価格帯となることが多く、この価格差は客室の広さ、設備の充実度、サービスレベルの違いを反映したものです。
チェックイン・チェックアウト時間
ザ・ベイスイートの方がゆったりとした時間設定になっています。
・クラシック:14:00チェックイン/11:00チェックアウト
・ベイスイート:15:00チェックイン/12:00チェックアウト
特別な滞在をより長く楽しめるよう配慮された時間設定となっています。
共通の特徴について
両館に共通する魅力もたくさんあります。どちらを選んでも、志摩観光ホテルならではの上質な体験を楽しめます。
伊勢志摩サミット開催の格式
2016年に開催された伊勢志摩サミットの舞台となったホテルとして、世界的な知名度と格式を誇ります。国内外のVIPをもてなしてきた実績は、サービス品質の高さを物語っています。
英虞湾の絶景ロケーション

伊勢志摩国立公園内に位置し、目の前には英虞湾の美しい景色が広がります。
特に夕日の時間帯は息をのむほどの美しさで、多くの宿泊者が感動されています。
真珠養殖で有名な英虞湾の風景は、まさに日本の原風景とも言える美しさです。
充実したアクティビティ

英虞湾クルーズやウォーキング、季節のイベントなど、両館共通でさまざまなアクティビティを楽しめます。
特に英虞湾クルーズは、ホテル前から出発できる人気のアクティビティです。
上質な食事
▼サミット記念会席▼

両館ともに、伊勢志摩の新鮮な食材を使った上質な料理を提供しています。
ザ・クラシックではフレンチビュッフェや鉄板焼き、ザ・ベイスイートでは高級フレンチや和食膳を楽しめます。
専用ラウンジサービス
▼ザ ベイスイート:ゲストラウンジ▼

両館ともに宿泊者専用のラウンジを無料で利用できます。チェックイン前やチェックアウト後もゆっくりと過ごせる空間が用意されています。
アクセスの良さ
近鉄賢島駅から徒歩約5~10分、送迎サービスも充実しています。
車でのアクセスも良好で、無料駐車場も完備されています。
実際に宿泊した人の口コミと評判
実際の宿泊者の声をご紹介します。リアルな体験談は、選択の大きな参考になりますよね。
ザ・クラシックの口コミ
格式があるホテルだが、泊まった部屋は海に面していない部屋の上、古さと暗さを感じた。
6月の中旬に宿泊しました。ホテルの宿泊部屋までのホテルマンの案内が丁寧でわかりやすいと思いました。夕食では、有名なフルコース『優雅なる晩餐』をいただきました。鮑のステーキ、伊勢海老料理、松坂牛のステーキは、今まで泊まってホテルの中で、一番美味しかったと思います!
さすが志摩観光ホテルって感じで、決して宿泊費は安価ではないですが、支払った以上のサービスは受けられる、満足度が非常に高いホテルです。夕食もとても見栄え、味とクオリティが高く、美味しくいただけますし、朝食も美味しくゆっくり食べれます。
ザ・ベイスイートの口コミ
ラウンジは、期待以下でした。クラシックの方がまだ少し充実しているようにも見えました。夜に行くとお酒も補充されておらず残っているウイスキーなどのみ。お菓子なども連日同じものでした。
本当に大満足できる素晴らしいホテルです。夢を見てたんじゃないかと思う時間を過ごせました。どのスタッフさんも親切丁寧ですし、少し話しただけの予定を次の日でも覚えててくれましたし、待ち時間も本当に少なかったです。
まずはあたたかく迎えていただき、丁寧なご対応をありがとうございました。夫婦でゆっくり過ごすには最高でした。お料理もとても美味しかった。広くて、もったいないくらいのお部屋でした。
アクセス情報
志摩観光ホテルへのアクセス方法をご案内します。
項目 | 詳細 |
---|---|
郵便番号 | 〒517-0502 |
住所 | 三重県志摩市阿児町神明731 |
電車アクセス | 近鉄志摩線賢島駅から徒歩約5~10分 |
送迎サービス | 賢島駅から無料送迎あり(要予約・ベイスイート) |
駐車場 | 屋外無料(クラシック66台・ベイスイート49台) |
電車をご利用の場合は、近鉄賢島駅からの送迎サービスが便利です。
ザ・クラシックは定時運行で予約不要、ザ・ベイスイートは要予約となっています。
まとめ:志摩観光ホテル「クラシック」と「ベイスイート」違い
志摩観光ホテルの「ザ・クラシック」と「ザ・ベイスイート」、どちらも伊勢志摩を代表する素晴らしいホテルですが、それぞれに明確な特徴があります。
・歴史ある格式とコストパフォーマンスを重視するなら「ザ・クラシック」
・贅沢な空間と充実した設備を求めるなら「ザ・ベイスイート」
価格帯はベイスイートの方が高めですが、それぞれに異なる魅力があり、どちらを選んでも志摩観光ホテルならではの上質な体験を楽しめます。
ご自身の旅行の目的や予算、重視するポイントに合わせて選択されることをおすすめします。
どちらを選んでも、伊勢志摩の美しい自然と、サミット開催地としての格式あるおもてなしで、きっと素晴らしい思い出になることでしょう。皆さんの旅行が最高のものになりますように!
╲サミット開催地で感じる、日本の誇り/
╲全室スイート、上質な空間/