こんにちは、タビンヌです。
最近、白馬旅行を計画していて「ラ・ネージュ」について調べていたところ、本館と東館があることを知りました。同じホテルなのに、実は建物や雰囲気が全然違うんですね。
そこで今回は、公式情報や実際の宿泊者の声をもとに、本館と東館の違いを詳しく比較してみました。
まず結論からお伝えすると、ラネージュ本館と東館の主な違いは以下の5点です。
1. 建築スタイルと雰囲気
2. 客室数と規模感
3. チェックアウト時間
4. 駐車場の規模
5. 利用シーンと料金帯
それぞれおすすめする人は・・・
本館がおすすめな方
静かで落ち着いたクラシックな雰囲気を楽しみたい、記念日やロマンチックな旅行を計画中、ヨーロッパの古城のような非日常感を味わいたい方
東館がおすすめな方
自然の中でゆったりリラックスしたい、多様な客室タイプから選びたい、家族旅行やグループで楽しみたい方
それでは、詳しく見ていきましょう。
╲本館:英国の古城で過ごす、特別な2人の時間/
╲東館:森に包まれた42室のオーベルジュリゾート/
基本情報の比較
公式サイトと楽天トラベルの情報をもとに、正確な基本データを比較表にまとめました。
項目 | ラ・ネージュ本館 | ラ・ネージュ東館 |
---|---|---|
開業年 | 1983年 | 1990年 |
建築様式 | 英国チューダー様式 | 森のオーベルジュスタイル |
客室数 | 17室 | 42室 |
チェックイン | 15:00(最終21:00) | 15:00(最終22:00) |
チェックアウト | 10:00 | 11:00 |
駐車場 | 無料8台 | 無料40台 |
住所 | 長野県北安曇郡白馬村北城4748 | 長野県北安曇郡白馬村八方和田野の森 |
TEL | 0261-72-5211 | 0261-72-7111 |

この基本情報からも分かるように、本館は小規模でより親密な雰囲気、東館は大規模で多様なニーズに対応できる造りになっています。
館内の雰囲気と立地の違い
白馬村の中でも、2つの館は異なるロケーションに位置しています。
本館の特徴

本館は道路沿いに建つ英国チューダー様式の石造建築で、重厚感のある外観が印象的です。
エントランスを入ると、ステンドグラスやアンティーク家具が配置された、まるでヨーロッパの古城のような空間が広がります。
17室という客室数の少なさが、静かで落ち着いた雰囲気を演出しており、他のお客様と顔を合わせることも少なく、プライベート感の高い滞在が楽しめます。
東館の特徴

一方、東館は森の中に佇む現代的なオーベルジュスタイル。
建物全体が自然に溶け込むようにデザインされており、天然木を多用した温かみのある内装が特徴です。
42室という客室数で、本館の倍以上の規模となっており、ジュニアスイートからログコテージまで、多彩な客室タイプが用意されています。
客室の違いを詳しく解説
宿泊先を選ぶ上で最も重要な客室について、それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。
本館の客室
▼デラックスルーム▼

統一されたクラシカルな空間
全17室すべてが英国カントリー風の洋室で統一されており、どの部屋に泊まっても一貫した雰囲気を楽しめます。
客室面積は25㎡のツイン・ダブルから、47㎡の4ベッドルーム、43㎡のジャグジー付デラックスツインまで用意されています。
アンティーク家具や木製の調度品が随所に配置されており、まさに「英国の田舎のホテル」といった趣です。
エレベーターがないため、階段での移動となりますが、これも古き良きヨーロッパのホテルの雰囲気を演出する要素の一つと言えるでしょう。
東館の客室
▼デラックスルーム▼

多彩な選択肢から選べる贅沢
東館の魅力は何といっても客室タイプの豊富さです。
ジュニアスイート(A/Bタイプ)、デラックスルーム(A/Bタイプ)、スーペリアルーム、スタンダードルームに加えて、69㎡のログコテージが4棟用意されています。
特にログコテージは完全な一棟貸しで、リビング、ダイニング、キッチン、ジャグジーワンピースバスを完備。家族連れやグループでの利用に最適です。
天然木のインテリア、ウッドテラス、ジャグジーバス付きの客室もあり、森の景色を眺めながら特別な時間を過ごすことができます。
レストランと食事の魅力
旅行の楽しみの一つである食事についても、両館で大きく異なります。
本館「ラ・キュイジーヌ」
本館では「ラ・キュイジーヌ」でイタリアンフルコースを提供しています。
英国風の重厚な雰囲気の中で味わうイタリアンは、フォーマルで特別感のあるディナータイムを演出してくれます。
朝食は洋風中心で、こだわりのパンや焼き立てクロワッサンなど、ヨーロッパの朝食らしいラインナップが楽しめます。
東館「レストラン・アルベール」

東館では「レストラン・アルベール」で創作フランス料理を提供。
地元白馬の食材を活かした料理と、北海道洞爺湖サミットで各国首脳に提供された日本ワインとのマリアージュが自慢です。
森の景色を望む開放的なレストランで、地元食材の魅力を最大限に引き出した繊細な味わいが楽しめます。
朝食は和洋セレクトで、地元の新鮮な野菜やハム、果物が豊富に用意されています。
料金とサービスの違い
予算も宿泊先選びの重要な要素ですよね。
本館の料金とサービス
本館は東館と比較してややリーズナブルな料金設定となっています。
2021年にリニューアルオープンを果たしており、歴史ある建物ながら快適性はしっかりと保たれています。
17室という小規模ならではの、オーナーやスタッフによる手厚いサービスが評判で、細やかな配慮や親身な対応を受けることができます。
東館の料金とサービス
東館は洋室・ログコテージともにやや高めの料金設定です。
ジャグジーやワンピースバス、テラス付きなど、設備面での充実が価格に反映されています。
大規模ホテルに近いサービス体制で、多彩なアクティビティやレセプションでの対応力の高さが特徴です。自然体験やコテージ滞在を重視したプランも豊富に用意されています。
共通の魅力とサービス
両館に共通する魅力についてもお伝えしておきますね。
白馬の自然を満喫できる立地
▼青木湖三段紅葉▼

本館は英国庭園風の美しい庭園、東館は豊かな森に囲まれた環境で、どちらも白馬の四季の自然を存分に楽しめます。
春の新緑、夏の避暑、秋の紅葉、冬のスキーと、いつ訪れても美しい景色に出会えるのが白馬の魅力です。
アクセスの良さ

両館ともJR白馬駅から無料送迎バスが利用でき、約8分でアクセス可能です。
車の場合は安曇野ICまたは長野ICから約60分と、都心からのアクセスも良好です。
ホスピタリティの高さ
どちらの館も、ウェルカムドリンクサービスをはじめとした心のこもったサービスが評判です。
スタッフの丁寧な対応と、細かい部分まで配慮の行き届いたホスピタリティは、多くの宿泊者から高い評価を得ています。
特別な日にも対応
記念日旅行から家族旅行、グループでの宿泊まで、様々なニーズに対応できる施設が整っています。
ウェディングやイベント利用も可能で、人生の特別な瞬間を彩る場所としても選ばれています。
実際に宿泊した人の口コミや評判
実際に両館に宿泊された方の声をご紹介します。宿泊先選びの参考にしてくださいね。
本館の口コミと評判
詳しい口コミはこちらをクリックしてご確認ください。
東館の口コミと評判
詳しい口コミはこちらをクリックしてご確認ください。
アクセス情報
最後に、両館へのアクセス方法をまとめました。
項目 | 本館 | 東館 |
---|---|---|
郵便番号 | 〒399-9301 | 〒399-9301 |
住所 | 長野県北安曇郡白馬村北城4748 | 長野県北安曇郡白馬村八方和田野の森 |
電車 | JR大糸線白馬駅より車で8分、無料送迎あり | JR白馬駅・白馬八方バスターミナルより無料送迎 |
車 | 安曇野IC・長野ICより約60分 | 安曇野IC・長野ICより約60分 |
駐車場 | 無料8台(要予約) | 無料40台 |
まとめ:ラ・ネージュ本館と東館の違い
タビンヌの視点から、ラネージュ本館と東館を詳しく比較してきました。
改めて5つの大きな違いを整理すると、建築スタイル、規模感、チェックアウト時間、駐車場の収容台数、利用シーンと料金帯において明確な差があることが分かりました。
本館は1983年開業の歴史と伝統を感じる英国チューダー様式で、17室という小規模ならではの手厚いサービスと静かな環境が魅力。記念日旅行や大人のロマンチックな旅行に最適です。
一方、東館は1990年開業の森のオーベルジュとして、42室の多彩な客室タイプとログコテージを備え、自然との一体感を楽しめます。家族旅行やグループ利用、アクティブな滞在を望む方におすすめです。
実際の宿泊者の口コミを見ても、それぞれ異なる魅力があることが伝わってきますね。
どちらを選んでも、白馬の美しい自然とホスピタリティあふれるサービスで、きっと素敵な思い出になるはず。
仕事や家事で忙しい日々を送っている私たちにとって、こうした特別な時間と空間は本当に貴重です。
迷った時は連泊で両館を体験するという贅沢な選択肢もありますね。
白馬での滞在が、皆さまにとって心に残る素晴らしい体験となりますように。
╲本館:英国の古城で過ごす、特別な2人の時間/
╲東館:森に包まれた42室のオーベルジュリゾート/